‘道具’ カテゴリーのアーカイブ

丸名札、出動

2009年7月17日 金曜日

marunafudaいよいよ北海道セミナーが2日後に迫ってきました。

お申込みをされた方は気をつけておいで下さい。

久しぶりに丸名札が使われます。受講生はピンク、講師は青です。
積聚会の名札職人が文句を言いながらもみんなの分を手際よく作ってくれました。

弘法筆を選ばず その11

2009年4月10日 金曜日

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ソープディッシュでござる。もちろん石鹸を置くために使用しているわけではないでござる。

積聚治療を語る上でかかせないキーワードに指標がある。その指標の中でも重要なものに汗がある。

腹部接触鍼をはじめ背部兪穴の治療にいたるまで、患者の汗は精気の虚の程度から治療効果の判定まで大変参考になる。そのとき汗を拭くためにハンドタオルを使用しますが、直接ワゴンに置くには衛生的にもなんですので、ソープディッシュを使用しています。大きめの『おしぼり受け(皿)』でもいいと思います。

さてGWに開催される東京セミナーは今年で5回目をむかえます。第3回目の参加者には積聚会のネーム入りハンドタオルがプレゼントされました。さて今年の東京セミナーは…。お楽しみにー。

弘法筆を選ばず その10

2009年4月4日 土曜日

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二つとも見てのとおり綿花ツボです。

左の小さいのは4×4cmの綿花が入っており、右の大きいのは7×6.5cmの綿花が入っています。

小さい綿花は消毒用のエタノールを染み込ませて酒精綿として用いるためのもです。前回の『弘法』でも書きましたが、太子堂では、毫鍼は直接シャーレに置きません。オートクレーブで消毒済みのシャーレの中を酒精綿で拭いた後、酒精綿を1枚シャーレに入れておきます。そして、包み紙※から出した毫鍼は、鍼先がシャーレに乗っかるように使用します。一人の患者さんに1本しか毫鍼を使用しませんので、シャーレを交換せずに酒精綿を換えていきます。これもちょっとした工夫です。

では大きいのは何に使うかというと、そうです刺絡のときに用います。2枚しようすると吸角をすっぽり覆えるサイズですので、大変使い勝手がよいです。治療中に赤いのが手に付いたら困りますので。ケチらずガンガン使用します。

ちなみに綿花はピンセットで衛生的に取り出しまーす。

写真は比較しやすいようにベッドの上で撮影しました。実際には、小さい綿花ツボはワゴン上段に、大きい綿花ツボはゴミ箱といっしょに下段に置かれています。使用頻度も違いますしね。

※積聚治療で使う毫鍼は包み紙ではなく包みプラスチック?ですね。

弘法筆を選ばず その9

2009年3月28日 土曜日

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丸シャーレ。鍼灸治療院や学校なんかでは、なかなかお目にかかれないと思います。使用しているところをイメージすると、実験室かなんかで、なにやら得体の知れないものを培養するような感じかしら。

太子堂ではこの丸シャーレを治療で出る不用なものを入れるのに使用します。まっ、小さいゴミ箱かな。写真は見てのとおり、鍼を包んでいたケースが入れてあります。太子堂では治療の前に酒精綿でシャーレをサッと拭き、ディスポ銀鍼のケースをパチッと折って、中から鍼を取り出したら、鍼はシャーレに、ケースは丸シャーレに入れます。連続して患者を診ていくときに、何度もゴミを捨てるのは、けっこうな手間ですからね。ワゴンの上に、他の道具と同じ高さで置いてあるとことがミソです。使ってみると大変便利。浅くて軽くて丈夫なので、透熱灸をする場合には灰皿の代わりにもなります。この丸シャーレ、同じ形の蓋とセットで販売されています。

明日は大阪無料説明会。ここ何日か東京はとても寒い。暖かいといいですねー。興味のある方は時間をつくって是非参加してみて下さい!詳しくはTOPページを見といてやー。

ミックスジュースとイカ焼き。

弘法筆を選ばず その8

2009年3月19日 木曜日

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まっ、見てわかりますよね。『ゴミ入れ』ですわ。ワゴンにゴミ入れ。患者さんが治療中に鼻をかみ、かんだ鼻紙を捨てるときにワゴンにあると大変便利!…じゃないです。これもやっぱり刺絡に関係しています。刺絡に使用した綿花は言うまでもなく赤いですよね。付いてますから。それが治療後に患者さんの目に触れるのはよくないです。

このゴミ入れ、よくみると蓋付きです。チラッとゴミ入れの中が見えないような工夫からです。今となっては同じものをそろえるのが難しいので、太子堂のワゴンにはデザインの異なるゴミ入れが使用されています。ちなみに私は治療院で無印良品の『PPダストボックス・フタ付・小・分別タイプ (V)約幅21x奥行42x高さ38cm』を使用しています。http://www.muji.net/store/cmdty/detail/4548076872207

白いカラーの四角いデザインはワゴンにすっきり収まります。また自己主張が控えめなデザインなので、まさに治療用ワゴンにぴったりさ!

そうそう6月28日(日)は刺絡学会が東京船堀で行われます!http://shirakugakkai.com/taikai18.html興味があるかたは是非ご参加下さい!

弘法筆を選ばず その7

2009年3月5日 木曜日

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T字型剃刀(カミソリ)。いわゆる安全剃刀である。なぜこんなものが…。積聚会では刺絡を補助治療の一部として用いります。頸部に外傷があった場合には反応をみて行うのですが、毛の多い部位に吸角をつけると、毛の隙間から空気が入ってしまい、十分に効果を発揮できません。そこで、患者さんの許可を得て、ちょっぴり産毛を剃るのです。それだけで刺絡の効果は全然違ってきます。また、毛を剃らないと吸角の火が引火する恐れもあります。とくに頸部刺絡初心者さんは気をつけないと!刺絡は応用コースを受講することで、習うことができますが、高い技量が求められますので、経験が浅い方にはちょつと厳しいです。

ちなみに剃刀の齒がT字になっていない、よく見かけるピンクのやつは一般的に化粧用剃刀と言われています。T字型は齒が皮膚に食い込まないように安全な角度で固定しているので、安全剃刀と言われています。テレビCMの「切れてなーい」でおなじみのジレット社社長のジレットさんが考えました。

弘法筆を選ばず その6

2009年2月28日 土曜日

名前を知っていますか?水しみ込ませたスポンジのやつ。

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『紙めくり』と呼ばれています。なぜ治療院のワゴンの上に『紙めくり』があるのか。そうです。お灸を多用する皆さんや、熱心に灸の練習をしている学生さんならピンときたはずです。患者さんにお灸をするとき、艾炷を立ちやすくする為に用います。患者さんの皮膚には皮脂や汗がついてますので、そんなに使用することは無いのですが、あると大変便利です。昔の先生方は自分のつば(唾)をちょいとつけてやっていたようですが、衛生的に敏感な現代ではなかなかそんなことはできませんよね。施灸部位をアルコールで消毒してからお灸することが、現在の鍼灸学校の教科書には載っています。消毒直後だと、かるくアルコールで濡れますので、それでも艾炷は立ちやすくなります。ん?消毒?。火を扱うお灸で、施灸後ならともかく、施灸前に消毒する意味はどこにあるのだろうか?鍼灸学校ではどのように教えているのでしょうか?。火を扱う消毒と言えば焼却に代表され、消毒レベルとしては最も高く、化学的な消毒法など足元にも及ばないはずなのに…。ある鍼灸関係の本にはこんな理由が記載してありました。「汗や汚れが皮膚感覚を低下させる」と。つまり消毒目的ではなく治療効果の為との説明が…。うーん。みなさんはどう思いますか。

ちなみにこの『紙めくり』は『切手めくり器』という名称とごっちゃにされるようですが、『切手めくり器』は郵便局にある水に濡れたローラーが回転するやつを言います。紙が滑らないように手に水をつけるのと、切手裏面ののりを濡らす(溶かす)為に水をつけるのでは、そもそもの目的が違います。ちなみに『紙めくり』は現在、指につけるゴムサックや水の代わりにクリーム状のものなんかも発売されております。また、海綿体がスポンジ状であることから、スポンジを海綿と呼んだりもします。洗顔用品のスポンジは海綿の名前でも呼ばれています。まっ、何はともあれ買うときにはスポンジのやつ…で通じます(笑)。お道具大好きー。

弘法筆を選ばず その5

2009年2月12日 木曜日

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鍼ばかりが注目されがちな鍼灸治療ですが、積聚治療ではしっかり灸も使われます。講習会では透熱灸、知熱灸、灸頭鍼が紹介されますが、技量の向上とともに灸頭鍼の使用頻度は少なくなります。ちなみに最近は知熱灸の使用が多いです。それはアメリカでのセミナーの影響も大きいでしょう。アメリカでは治療の前の説明が日本以上に詳しく求められます。灸痕が残ってしまっては訴訟問題にもなりかねませんし、やはり最近の日本と同じで灸痕が残るのは嫌がられます。

東洋の医術は時により、地により、人により変化を求められ、また柔軟に対応できます。積聚治療も小さな工夫がいろいろあり現在のスタイルになってきました。現在当たり前になっている、志室の反応をみて片側の背部を治療するスタイルの前は、背部両側に透熱灸(『霊枢』には背部のツボには灸をする記載があります)の時代もあったんですよ。それが、鍼でも効果がだせることや、片側でも効果が出せることで、現在のスタイルになったのです。

さて、使用する艾は、透熱灸用の上質艾と知熱灸用の粗艾です。写真がそれです。注目は艾ではなく、容器のほうです(笑)。学校で使用されている艾入れより、浅くて大きいです。これは、手を細めなくてもすんなり艾が取れるような工夫から使用されています。しかもこの容器の蓋は、『弘法筆を選ばず その1とその2』の写真で紹介した、鍼や吸角などを並べている皿になるのです!感動。

同じような商品がhttp://www.oyogkn.co.jp/item/st_container/maru2youki.phpにて『ステンレス 丸型 浅容器』として紹介されています。ちなみに太子堂使用のものは内径10㎝です。真似っこしたい方はどうぞ。学ぶとは真似ることなり。

弘法筆を選ばず その4

2009年2月6日 金曜日

一泊研修会を忘れて歯医者の予約をとってしまっていた。困ったもんだ。

 

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4つ目の道具は何だと思いますか?そうです。お茶っ葉の空き缶です。じゃなかった『廃棄鍼入れ』です。廃棄鍼入れに使用しているのが、お茶っ葉の空き缶です。銘柄のラベルを取るとキレイな金属が顔をだします。ソフトビニールでできた蓋の中央に、鍼が入る程度の小さな穴を開けます。で、完成!。積聚治療では基本的に、一度の治療に用いる鍼は1本のみです。治療後の後片付けや手間を考えると、これがあると大変便利。治療終了時に鍼尖からこの缶に入れてしまえば終了です。鍼がいっぱいになったら蓋を開けて、処分します。万が一缶を倒しても蓋がありますし、鍼尖から捨てる癖をつけておけば、穴から鍼が顔を出しても危なくないです。治療では術者の知識や技術だけでなく、治療をスムーズにする為の、こういった工夫も重要です。ちなみに、缶は積聚会では販売しておりません(笑)。ご了承下さーい。

弘法筆を選ばず その3

2009年2月5日 木曜日

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積聚治療で使用しているこだわり道具の紹介も3回目。写真はご覧の通り『目覚まし時計』。無印良品の物です。積聚治療では治療の前に脈拍を確認します。東洋的な診察の一つとされる両手の脈診を、積聚治療ではご存知のとおり腹部接触鍼の後に行うのですが、施術前に片手で、患者の左手(治療者が仰向けの患者の左側に位置する関係上)を診ます。一般に脈状の種類は8祖脈を基本に数多く存在しますが、その中でも基本的に脈の速さを表現する数と遲は、呼吸の状態と合わせて判断することが一般的ですが、毎回同じ時間(15秒)を計測し、×4すると、1分間の脈拍数が割り出せます。毎回カルテに記載することで、いろんな情報が得れることができます。80回以上の場合は特に熱の状態を考慮し、精気の虚の状態を考えると、治療をする上で大変役立ちます。

目覚まし時計であるのにも理由があります。壁掛けの時計ですと、脈の確認の度に見上げることになり、何人も患者さんを治療していると、首が疲れてしまいます。治療者が治療で疲れない工夫は、安定した治療をすべての患者さんに行える一つの工夫です。何度も見上げた結果、一日の最後の患者さんだけ、首がつらい状態で治療するなんてわけにはいかないですからね。

下の写真は発売が待たれる『積聚治療DVD』医道の日本インタビューの様子。撮影はヒロミッチー。

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